Mad Professor/Cuts & Dubs Volume One (2xLP")
Ariwa Soundsは、ロンドン南部のソーントン・ヒースにある一軒家の居間で誕生します。4トラック、いくつかの自作の機材、そして”Mad Professor”の愛称で知られるNeil Fraserがプロデュースを担当し、それは1980年のことでした、、、それから40年以上が経った今、このレーベルは300枚以上のアルバムをリリースし、レゲエ・シーンを遥かに超えた影響力を築き上げています。
このコンピレーションには、レーベルの全カタログから厳選された12曲が収録されています。ダブ、ラヴァーズ・ロック、ヘビー・ルーツ・ミュージック、デジタル・ダンスホールetc、、、あらゆるジャンルがここに集結し、これらを結びつけているのは、全てMad Professorの手を経て生まれたAriwa studioサウンドです。
Mad Professorこそが、その屋台骨です。”Dub Me Crazy”で一躍有名になり、Jah ShakaやHorace AndyからMassive Attack、Sade、The Orbに至るまで、数々のアーティストのプロデュースを手がけています。このLPに収録されている”Dub Sampler”、”H2SO4”、”Disco Dude”、”Kathmandu Dub”といった楽曲を聴けば、その理由が分るでしょう。
The Roboticsは2曲に登場、”Hong Kong Flew!”と”Miss Mood”です。彼らはAriwa'のハウス・バンドで、長年にわたりU-Roy、Lee Perry、Big Youth等のバック・バンドを務めています。
Aishaが”Can You Feel It”で締めくくります。レゲエ、ソウル、ブギー・ファンクを融合させた、この曲のオリジナル盤は、長年にわたりコレクターが熱心に探し求めています。
Starky Banton、Ragga Doll、Professor Dopple、Earl Lawrenceがこのコンピレーションを彩ります。Ariwaの音楽的視野の広さを改めて感じさせる作品となっています。
ジャケット・デザインは、イギリスで最も高く評価されているグラフィック・デザイナーの一人、Trevor Jacksonです。彼の作品は30年にわたりUK音楽のビジュアル言語を形作っています。そして、彼が本作に携わったということが、本作の真価を正に物語っています。本当にヤバい音楽的なカタログで、音楽そのものに相応しい敬意を払って制作されたコンピレーションなのです。
Ariwaは、”Greensleeves”と並んで、この国が生み出した最も重要なレゲエ・レーベルの一つで、このコンピレーション・アルバムは、その理由を如実に物語っています。