Play Time/Magic Object (LP")

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商品コード 05394
販売価格(税込) 5,520 円
通常価格: 5,520 円
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アーティスト Play Time
タイトル 1 A1 Open The Door, Joey
2 A2 Q & A
3 A3 Wanderers
4 A4 Magic Object
5 B1 Public Broadcast
6 B2 Waves Within Waves
7 B3 22° Halo
8 B4 Standing On One Foot
9 B5 Float All Bones
レーベル Balmat
試聴リンク Youtube-PlayList 1〜9

BandCamp-1〜9

これはBen Vida、Booker Stardrum、Will Epsteinのアルバムではなく、Play Timeのアルバムです。この違いは微妙ながらも重要で、それにはいくつかの理由があります。第一に、サックス、ドラム、モーグシンセサイザーによる即興演奏とパルス・ミニマリズムを融合させた”Magic Object”のサウンドは、彼らの他の多くのアンサンブルや各々のソロ・プロジェクトのどれとも全く異なるものだからです。そして第二に、デビュー・アルバム”Magic Object”を制作する過程で初めて、Play Timeは自分達がバンドであることを自覚したからです。

話を少し遡りましょう。このトリオの始まりは2020年から2021年にかけてで、Will、そしてBookerが、既にBenが住んでいたハドソン・バレーに引っ越してきたのがきっかけでした。3人はBenの家で一緒に演奏するようになり、次第に、その即興セッションが、ブッシュウィックの老朽化したスタジオで音楽を作るのとは根本的に異なるものだと気づきました。以前のスタジオでの制作は慌ただしく窮屈なものだったのに対し、Play Timeでは時間と空間の感覚が自然に湧き上がってきたのです。かつては音楽と競争するように演奏していた彼らも、今ではリラックスして音楽に身を委ね、演奏するようになったのです。

初期のライブでも同様の発見がありました。キングストンで愛されているライブハウス”Tubby”での出演が、ある種のレジデンシーへと発展していきました。Tubbyは、フロントルームにバー、奥にステージがある、約100人収容の小さなスペースです。Play Timeは、ステージの上で演奏するのではなく、バーにいる観客の真ん中で演奏することを決意します。スポットライトを独り占めし、会場内の他の声を圧倒するのではなく、周囲のエネルギーと溶け合い、一種のミニマル・ジャズ・クラウトロック風のバンドとして頭角を現し始めます。

次第に、彼らはBenが”弾力性”と呼ぶ新たな要素を発見し、それが音楽を内側から再構築していきます。”これは共同体の力なんだ”と彼は言います。”雰囲気ってやつさ。そして、それはこの地のコミュニティに深く根ざしていて、本当に生き生きとしていて、心を豊かにしてくれるんだ”、彼らはジャムセッションをしていましたが、それは単なる無秩序な演奏ではなく、互いを新しい視点で聴き合うようになっていったのです。”BenとBookerは、いつも違う拍子で演奏しているって冗談を言っているよ”とWillは言う、”僕たちはそれぞれ自分のアイデアを追求しつつも、お互いのアイデアにもオープンで、それらがまるで一緒に踊っているような感じなんだ”

”僕たちにはそれぞれ、画家のようなソロプロジェクトがあるんだ”とWillは言い。それに対し、Bookerは”スタジオでアレンジや構想、作曲に多くの時間を費やし、それらが時間をかけて形になっていくんだ”と付け加えます。その反面、”Play Time”は真にその瞬間を生きることに重点を置いています。その即興性が、このアルバムのレコーディング過程において鍵となっています。彼らは友人のJoeyが所有する、木造の納屋を改装したスタジオを2日間予約しています。”そこは単なるライブルームなんだ”とBookerは言い、”仕切りなんて何もなく、だから僕たちは皆、同じ空間に一緒にいて、そこには美しい木質の響きがあります。それが正にこのアルバムのサウンドそのものなんだ”。2日間、彼らはただジャムセッションを続け、1日あたり7〜8時間演奏し、セッションが終わると、録音した音源を聴き直し、気に入った部分を編集し、元の録音を根本的に変えることなく引き立てるよう、極めて慎重にオーバーダブを加えています。そうすることで、セッションの精神を忠実に守っているのです。

その結果、スナップショットとミッションステートメントが一体となったような作品が生まれています。”僕たちがリアルタイムでバンドのサウンドを探り当てていく様子が、このアルバムには詰まっているんだ”とBenは語ります。”あのレコーディングを終えた時、僕たちは”ああ、今の僕たちのバンドってこういう音なんだ”って感じたんだ”

そして今、”Magic Object”賜物で、私達もその真相を体験することが出来るようになったのです。

Balmatは、輪郭がぼんやりとしたレーベルで、カタルーニャ州カルデデウとバレアレス諸島のメノルカ島に住む友人同士Albert SalinasとPhilip Sherburneが共同で運営し、約10年前に始まった週刊ラジオ番組Lapsus Radioから生まれたレーベルです。Balmatのミッションはシンプルです、新しいアイデアを育み、個人的なこだわりを探求し、包み込むようなサウンドを世界に発信することです。

”Balmat”はカタルーニャ語で”空虚”や”空白”を意味します。しかし、ネガティブな意味合いはさておき、私達はそれを”可能性”という観点から捉えたいと考えています。つまり、何かが満たされるのを待ちわびている空間なのです。
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