Iz & Diz/Mouth (12")
”Mouth”は、ディープ・ハウス愛好家やレコードコレクターの間で長年にわたりカルト的な人気を誇り、その評判だけでレコード・クレートやDJバッグの間を巡り続けるような作品です。Iz & Dizによるオリジナル・バージョンは、抑制の効いた見事な傑作で、ヒプノティックなベースの効いたグルーヴが、たんたんと繰り返しリスナーに報いてくれる、適切なサウンドシステムで再生される度に、新たな奥行きが明らかになるようなトラックです。しかし、”Mouth”を伝説的な地位へと押し上げたのは、それに付随したリミックス作品、とりわけここでは”Brad Peep's Remix For Friends”とクレジットされているバージョンで、これはPepe Bradockの作品であることが広く知られています。元々、一般リリースではなく、友人達の為の限定的なプライベート・エディットとして制作されたものでしたが、やがてハウス・ミュージックの伝説として、人々がこぞって手に入れようと噂し合うような作品の一つとなりました。Bradockによるリワークは、正に画期的なもので、歪み、不規則で、極めて独特なこの作品は、オリジナルをより奇妙でヒプノティックなものへと再構築し、彼の足跡を辿っている一世代のディープ・ハウスやアウトサイダー・ダンスのプロデューサーたちに多大な影響を与えています。Classicからの今回の再発盤には、オリジナルとリミックスに加え、初回プレス時には収録されなかったバージョンも併せて収録されています。