Iori Wakasa X Keita Sano/A Shift Of Eras (12")
このEPは、東京を拠点とするDJ/プロデューサーのIori Wakasaと岡山県出身のKeita Sanによるコラボレーション・プロジェクトの第一弾リリースで、二人の音楽的感性の静かな共鳴から生まれた作品です。
日本では、学年度は4月に始まります。1988年と1989年生まれたこの二人のアーティストは、その制度の下では同じ学年グループに属しますが、日本の元号制度においては、一つの時代の終わりと新たな時代の始まりを象徴する存在と言えます。”A Shift Of Eras(時代の転換)”というタイトルは、ある時代が次の時代に引き継がれる瞬間を指し示し、時間の経過だけでなく、文化や認識、価値観の微妙な刷新も示唆しています。
”Filtered Jewels”は、宝石のように煌めく光、あるいは無数の宝石が散りばめられた空間を、想像上のフィルターを通して捉えることで、その光景が優しく変化する様子をイメージしています。
”Heaven's Door”は、雲海の上に浮かぶ透明な階段を登ると、静かに佇むエメラルドグリーンの扉へと続く情景を描いています。
”Shocking Yellow”は、ある特定の依頼に応えて制作されたもので、DJプレイを念頭に、温かく丸みのある低音とオーガニックなテクスチャーを基調に、緻密に配置されたボーカル・サンプルを取り入れています。
そして最後に、”Time To Change”は、安らぎと静かな励ましの両方を届けたいという思いから繰り返し作り直され、最終的にはこのEPの根底にあるテーマを体現した楽曲となりました。