YEISON LANDERO/Santa Lucia (7")
クンビア・サバネラは、コロンビアのカリブ海沿岸の飛び地にある、人里離れたモンテス・デ・マリア地方で生まれた、数ある音楽の伝統の中でも特に重要なものの一つです。その独特のサバネラ・スタイルの中核を成すのは、魅惑的なメロディーを奏でる魔法のようなアコーディオンで、クンビアのリズムセクションの真髄と相まって、世界的な大ブームを何度も巻き起こし、世代が変わる度に、サバンナからカリブ海へと響き渡り、更にその先へと広がり、国際的な舞台にまで波及する、新たなクンビアブームが巻き起こっているようです。その独創的なムーブメントの正に中心に立つ真の巨匠の一人が、正真正銘に広く認められている”クンビアの王(El Rey de la Cumbia)”、Andres Landeroです。端的に言えば、Andres Landeroはその名高い楽器の伝説的な奏者で、1950年代から2000年に亡くなるまで、彼と共に演奏し、師事した多くの弟子や崇拝者達が存在します。彼の演奏、ディスコグラフィー、そして作曲は非の打ち所がなく、世界中のアコーディオン奏者達は、この魅惑的なホーナー製の楽器を手に取り、Landeroが築き上げたクンビアのサブカルチャーを通じて、その技を受け継いでいます。 クンビアという広範なムーブメントは、現代的な革新の助けを借りて、長年にわたり様々な国でその姿を変え続けていますが、アコーディオンを基調としたサウンドや、最も純粋で自然な形での”クンビア・サバネラ”のルーツに忠実な伝統は、今もなお息づいています。世界中の音楽界のあらゆる方面から才能あるアーティストが次々と現れ、国際的な人気が絶頂期を迎えている今でさえ、Andres Landeroの遺産を受け継ぐのに、彼の孫以上に相応しい後継者はいません。この2曲は、コロンビアの田舎の伝統への賛歌、”Santa Lucia”から、クンビアが国際的に躍進していく現代の様子を描いた”Cumbia Sin Fronteras”(国境なきクンビア)まで、現在のクンビア・シーンの動向を凝縮しています。サウンド面においても、この2曲は、生々しさ、伝統性、そして真にユニークな要素の調和のとれたバランスを追求し、人気の7インチ・フォーマットで完成したこの作品は、かつてLandero長老のレコードが数十年にわたり世代を超えてそうであったように、世界中のセレクターやソニデロの手に渡ることになるに違いありません。クンビアの継承者(El heredero de la cumbia)は順調です、Landero、万歳 !