Frivolous/Meteorology Reissue (2x12")
ベルリンの街角では、エレクトロニックミュージックに精通した人々を簡単に見分ける事が出来ます。好奇心旺盛のパーティー参加者もいれば、なかなか理解を得られないような拘りのあるリスナーもいます。今夜、両方の人がDaniel Gardnerのアルバム発表会へと向かっています、新たなコンセプトとリマスターによって蘇ったカルトなアルバムです。夜になると、Jonny Knuppelのブースは満員となりました。ゲストの中には、見逃せない華やかなデュオもいます。古くからの友人のようにリズムに身を委ねる者もいれば、更に幸運な人達は、全く新しい世界を発見したようです。ブースに近づくと、プレートは温かい笑顔で身を乗り出しました、
- Daniel、私達は大ファンです ! 特にあの曲”Wasting Time”は、楽器同士が語り合うような感じが本当に素晴らしい。
- ありがとう、みんな。この曲の背後にある意味を理解してくれて、本当に嬉しいです。
- よろしければ、パーティーの後でお話させて下さい。
- 是非、お願いします。さあ、こちらは熱心なリスナーの皆様へ。
サイン入りの本は、鮮やかなカバーと共にプレートの手にありました。一枚の写真がその瞬間を捉えています。知的な音の時代、全体への静かな賛辞であり、彼らの芸術への愛がかつて始まった場所を思い出させてくれます。