Purelink/Faith (LP")

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商品コード 04398
販売価格(税込) 5,660 円
通常価格: 5,660 円
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アーティスト Purelink
タイトル 1 A1 Looked Me Right In The Eye 6:37
2 A2 Rookie 6:40
3 A3 Kite Scene 6:06
4 B1 Yoke 5:44
5 B2 First Iota 5:42
6 B3 Circle of Dust 7:32
レーベル Peak Oil
試聴リンク Youtube-PlayList 1〜6

BandCamp-1〜6

エレクトロニック・ミュージックの枠を飛び越えたPurelinkは、このセカンド・アルバムで流動性を追求し、ダブドされたアンビエンスと刻々と変化するリズムの実験的カスケードの上に、生楽器と剥き出しのヴォーカルを流し込みます。2020年以来、Tommy Paslaski(aka Concave Reflection)、Ben Paulson(aka kindtree)、Akeem Asani(aka Millia) は、彼らの最も陶酔的な音楽的衝動をプロジェクト、Purelinkプロジェクトに注ぎ込んでいます。カルトな人気を博したデビュー12インチ”Bliss / Swivel”では90年代の鋭いドラムンベースとダブテクノの間を漂い、2023年にリリースされた批評家から絶賛されたファースト・フルレングス”Signs”では、ウィンディ・シティ(シカゴ)のジャズとポストロックのモチーフを蒸し暑いサウンドスケープで蒸発させ、このトリオは、内省的でありながらも神聖ではない、絵画のような独自のサウンドを確立することに成功しています。もちろん、Purelinkの音楽は優美で牧歌的な側面もありますが、それはダンスフロアのサウンドシステムに対する彼らの生来の愛情によって支えられています。

”Faith”は、3人の友人達の変動期を描いています。シカゴからニューヨークへ移住した彼らは、新しい景色と新鮮なインスピレーションに囲まれ、変化に適応していく中、そのインスピレーションが作品に浸透していったものです。以前の作品は、制作プロセスは比較的シンプルで、Paslaskiのリビングルームにあるインターフェースに3台のラップトップを接続するだけでした。本作では、アコースティックとシンセサイザーの音色を加え機材を増強し、Hyperdubの巨匠Loraine Jamesと詩人Angelina Nonajのボーカルが加わる余地を生み出しています。”休息の時間はいつもある(Always time for rest)”とJamesは”Rookie”で率直に語ります。”私達は和解する(we settle)”彼女の歌声は、トリオのお馴染みのパタパタと音を立てるリズムと、軽快なシンセの上を煙のように浮遊し、宙返りしたようなギターのモチーフと繊細なベースが、この曲を更に引き立てます。

一方、”First Iota”では、Nonajの無表情なナレーションが、Purelinkの化学変化するエコー、サブの増減、そして繊細な即興演奏を支えています。”美しいものが全て現実である必要はない(Not everything beautiful has to be real)”とNonajは繰り返し、オーガニックとデジタルのサウンドが幻覚的な靄の中に昇華していきます。そして、”Signs”を際立たせた、柔らかくも推進力のある4/4の重低音も、完全には消えていません。”Kite Scene”では、トリオの心地よいパッドとアシッドなシンセサイザーを心臓の鼓動のようなパルスが支え、中空のライブ・パーカッションが巧みにそれをかき乱しています。そして”Yoke”では、勢いのあるとブロークンビーツのシーケンスを、トランス状態の幻覚で覆い隠し、多幸感へと慎重に近づき、アルバムの最終曲”Circle of Dust”で、Paslaski、Paulson、そしてAsaniが豊かな中間地点を見つけたとき、躍動感があり反響するビートと消えゆく囁き、感情を呼び起こす楽器の音、そして希望に満ち恍惚としたハーモニーで装飾され、各要素が落ち着くべき所に落ち着きます。
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