Travis Biggs/Tibetian Serenity (12")
Demonのシングル部門がまたもや深く掘り下げ、今回はTravis Biggsの3曲を発掘。Biggsは70年代後半、Isaac Hayesがディスコ・サウンドを奏でていた頃、Hayesとキーボードを演奏していました。そして同時期にBiggsは、TB&Cからの”Challenge”(1976年)、MCA傘下のSourceからの”Solar Funk”(1979年)、シンセサイザーを多用したスペーシーな2枚のアルバムを単独でリリースしています。この12インチに収録されている3曲は、後者”Solar Funk”に収録されている楽曲で、その中の1曲は、有名なビートメイカーであるJ Dillaがサンプリングしたことで知られています。