Roots Architects/From Dub ’Til Now (LP")
1960年代後半のレゲエ誕生から今日に至るまで、ジャマイカで最も偉大なセッション・ミュージシャン50人以上が一堂に会した”Roots Architects”は、ジャマイカの音楽的才能がオールインストゥルメンタル・アルバムに集結した最大規模の作品です。レゲエを世界的な成功に導いた不滅のリズムの創造に貢献した、これほど多くのベテラン・ミュージシャンが、ボーカルなしの新曲で演奏するために集結したのは、かつてありません。そして、このプロジェクトは、レゲエ・ミュージックの知られざる英雄たち”リズム・ビルダー”、すなわち”Roots Architects”を称え、敬意を表することを目的としています。プロジェクトの第一章”From Then 'Til Now”(2024年)の大成功に続き、Fruits Recordsはダブ・アルバム”From Dub 'Til Now”を発表出来ることを嬉しく思います。このアルバムは1970年代後半のキングストン・スタジオの神話的なサウンドに真に浸れる作品で、ダブ・マスターのRoberto Sanchezが、Roots Architectsの作品を、King Tubby、Lee "Scratch" Perry、Scientistの最盛期を彷彿とさせる、独創的なサウンド・エクスペリメントで昇華させています。
このプロジェクトは、スイスのキーボーディストでプロデューサーのMathias Liengmeが発案しものです。2013年、彼はジャマイカのキングストンを訪れ、Leroy ”Horse-mouth” Wallace、Lloyd Parks、Earl ”Chinna” Smith、そしてSangie Davisという4人がミュージシャン兼ボーカリストとして集結したオールスター・アルバム”The Inspirators”をプロデュースしました。そのキングストンでのスタジオ・ワークでの最初の経験が、後にRoots Architectsプロジェクトとなる作品への道を開きました。2017年2月と3月、Mathias Liengmeはレゲエ界の偉大な現役ベテラン・ミュージシャン達と出来るだけ多くレコーディングする為に5度目のキングストン行きを果たし、Robbie Lyn、Fil Callender、Dalton Browneといったアールキテクト達の助けを借りて、彼は60歳から85歳までの50人以上のセッション・ミュージシャンを集め、9曲のインストゥルメンタル曲を制作しました。
Roots Architectsはキングストンのスタジオに集結し、彼らの得意技であるインストゥルメンタル・ミュージックの共同創作に取り組んでいる伝説のミュージシャン達です !