Michal Martyniuk/3202 (7")
限定盤(200枚)ゴールド・ヴァイナル。NZL在住のMichal Martyniukは、最近Funky Mamas and Papas Recordingsからリリースされた2枚組アルバム”After 'Ours”のバンドで知られているかもしれません。Michalのオリジナル曲のうち2曲は、Jakub Mizeracki(ギター)、Alan Wykpisz(ベース)、Tymek Papior(ドラム)、そして勿論キーボードはMichal Martyniuk、素晴らしいラインナップでレコーディングしました。ゴールド・ワックスの7インチのレア盤、A1 ”3202”、これは偶々起こったことの一つです。ジャズの新しい発見を求めて、Michal はジャズのハーモニーとグルーヴなクラブの雰囲気を組み合わせて実験をしています。全てがアコースティック楽器で演奏されています。その目的は、ジャズのリスナーに立ち上がってグルーヴするよう促し、もっとアップビートな音楽を好む若者達にジャズを知ってもらう事です。フェンダー・ローズをベースにしたこのトラックは、温かみのあるアナログ・シンセ、ロック・テイストのギター・サウンド、そして終始グルーヴを持続させる味のあるドラムによって補完されています。昨年末にポーランドでライヴ録音された、 B面”From The Planet Of The Hunters”。この曲はタイトルが示すように、偉大なハービー・ハンコックへのトリビュートです。Michalは常にフェンダー・ローズとHead Huntersのサウンドに影響を受けてきました。Michalは何かをコピーしようとはせず、ベースのAlan WikupisとドラムのTimek Papiolが奏でる素晴らしいグルーヴをベースにし、グルーヴが私達をタイムトラベルへと誘う一方で、ギターのKuba Miserackが美しいメロディーとリズムのパートを加え、他のメンバーを引き立てています。そして、Michal Martyniukは、再びフェンダー・ローズを使い、アナログ・シンセを加えながら、シンプルですが味わい深くグルーヴ感のあるソロを演奏します。この曲はファンキーで、シンプルさの中に豊かさがあります。