John Beltran/Serendipia: Remixes (12")

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商品コード 04250
販売価格(税込) 3,020 円
通常価格: 3,020 円
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アーティスト John Beltran
タイトル 1 A1 Sa Coma Blue (Danilo Plessow Remix)
2 A2 Cachaça (Kareem Ali Remix)
3 A3 Suenos Soleados (Melodiesinfonie Remix)
4 B1 Ask Anları (Session Victim Remix)
5 B2 Em Trancoso (Fila Brazillia Remix)
6 B3 Yangu Milele (Xique-Xique Remix)
レーベル Oath
試聴リンク Youtube-1 , Youtube-2 , Youtube-3 , Youtube-4 , Youtube-5 , Youtube-6

BandCamp-1〜6

2022年の”Serendipia”の記憶がまだ多くの人の頭の片隅にある中、Oathは、John BeltranがプロデュースしたLPに新たな視点を提供出来る事を誇りに思います。このEPでは、この先もアルバムへの音楽的な愛情が更に深まるであろう豪華な顔ぶれが出演しています、、、

リミックスという芸術は確かに健在で、オリジナル曲と並行して別の視点からの楽曲が収録されたリミックスEPは、鏡のようでありながら敬意に満ちたサウンドで音楽全体の物語を盛り上げて、しばしばジグソーパズルの最後のピースになっています。 原作に多くの要素が含まれている場合、それは度々助けになります。即ち”Serendipia”でJohn Beltranが生み出した音のアイデアは、アーティストにとって宝の山という事です。身体と魂を育む、繊細なリズムと豊かでメロウでありながら魅惑的なメロディー・シーケンスで、爽やかなブラジルの愛情を表現した”Serendipia”は、ポケットに入れて持ち歩きたいレコードです。歩くペースから生活のリズムまで、Beltranはこのレコードで、私達が彼の指先に期待するような、本当に並外れたものを切り取りました。朝日、夕日、オレンジ色に染まる午後、紺碧の海、、、牧歌的な時間から、馬に乗ってその素晴らしさを満喫する時間まで、このレコードはどこにいても、いつでも笑顔を絶やさない音楽です。

”Serendipia”への再訪で、Oathがトップクラスのプロデューサー達にアプローチし、Beltranのオリジナル・トラックが持つ特徴的なぼんやりとしたリズムと華やかなメロディックに、オルタナティブなスタイルやテイクをふんだんに取り入れました。そうする事で、参加したアーティスト達はオリジナルLPの核となるエッセンスを捉える事が出来ました。それは、Beltranが提供した幅広い多様なフィーリングであり、トラックはジャンルやスタイルを容易に、そして直感的にスイングします。恐らく最も上手く処理されているのは、オリジナル・カットとこのEPに関わった音楽制作者の音楽的な個性とのバランスで、それが実に心地よい体験を生み出しています。

Danilo Plessowの”Sa Coma Blue”のリミックスが、レコードの冒頭を飾ります。Plessowは、オリジナルの核となるメロディックなドライバーをターボ・チャージし、ハイラインのドラミング・パターン、ドライヴするシンセ・シークエンス、そしてエネルギーとムードの変化をコントロールするしっかりとした手腕で、雰囲気をクラブ環境へと移行させます。次はKareem Aliが”Cachaca”をスピンし、このリズミカルで豊かなパレットにハウス寄りの捻りを加えています。Aliは、原曲にあるピアノのリフに焦点を当て、そのリフが曲のメロディーの礎となり、夜を織り成し、グルーヴします。

次はMelodiesfonieが”Suenos Soleados”をダンスフロアに光が差し込み始る中、演奏します。 スローで蒸し暑く、気楽なこのトラックは、穏やかな囁きと共にそよぎ、華麗な楽器の配列の為に十分なスペースが用意されています。 ギターと鍵盤は、特に夢のようなブレイクダウンの瞬間に、たっぷりと息つく時間を与えられています。Session Victimが次に”Ask Anlari”のテイクを披露し、このリワークでは比較的短いオリジナル・カットを広げ、オリジナルのメロディックな密度を巧みに取り入れながら、新鮮なドラムを大量に追加しています。この曲は、爽やかな夕焼けのように解きほぐされていきます。次に登場する”Em Trancoso”は、Em Trancosoによる気品あるサウンドで、太陽のキスから夜のグルーヴァーへと変貌を遂げます。リズムとメロディが広がり、そこに大量の空間が加わる事で、リズミカルな芸術作品が生まれています。最後はXiqueによるあらゆる面でオリジナルに忠実”Yangu Milele”のリミックスです。同じようなテンポ、同じようなドスンという音、そしてリズムの広がりが心臓を高鳴らせる、レコードを締めくくるには最適です。

”Serendipia”は、John Beltranの音楽世界を豊かに洞察するもので、このリミックス・レコードは、そのアルバムの豊かな遺産を更に増やす助けとなります。参加した全てのアーティストが、啓発的で個性豊かなリワークを提供し、多様であると同時にダイナミックです。そして各トラックは互いに流れ込み、原曲の音楽的な器用さを捉え、その結果、健全で充実した音楽体験に貢献しています。私達Oathは、多くの瞬間が詰まったこのレコードを世界と分かち合える事にこれ以上ない喜びを感じています。
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