VA/A decade of experimentak music in portugal 2lp"
知られざるシーンを解き放つ画期的なコンピレーション。
ポルトガルの実験音楽の活気ある風景をユニークに垣間見る事が出来る、Glossy Mistakesがプレゼンツしたコンピレーション”Atlantic Mavericks: a Decade of Experimental Music in Portugal 1982-1993 ”を近日リリースする事を発表します。6月10日に発売されるこの記念碑的なリリースは、政治的激動と芸術的実験に彩られた変革の10年間におけるポルトガルの音楽シーンの進化と革新を紹介しています。
Glossy Marioがコンパイルし、Rui Miguel Abreuがライナーノーツを担当した”Atlantic Mavericks”は、慣習に果敢に挑戦し、音楽における可能性の限界を押し広げた世代のアーティストのエッセンスを捉えています。このコンピレーションは、その時期のポルトガルの音楽シーンの折衷主義を証明するものであり、多様なジャンルとスタイルをフィーチャーしています。アンビエント、ニューエイジからエレクトロ、ロック、シンセ・ポップまで、あらゆるリスナーに何かを提供する”Atlantic Mavericks”は、その時代を定義したサウンドの豊かなタペストリーを探検するよう誘います。
1980年代のポルトガルは、平和革命の余波と芸術表現への欲求の高まりによって、大きな変貌を遂げた時代で、この国が政治的混乱から脱するにつれ、新しい世代の音楽家達が未知の領域を開拓し始め、実験と革新の波への道を開きました。Rui Velosoのようなアーティストや、ポルトガル・ロックの新時代を切り開いたUHFのようなバンドの登場から、Fundacao AtlanticaやAma Romantaのような独立系レコード・レーベルの設立まで、1980年代は、音楽業界における創造性の急上昇と独立志向が見られました。このコンピレーションは、そのダイナミックな時代の包括的な概観を提供し、実験音楽のスペクトルにまたがる全15曲フィーチャーしています。それぞれの曲は、芸術的な進化と創造的なリスクテイクの物語であり、この変革の10年間におけるポルトガルの音楽シーンの多様な影響と折衷的な嗜好を反映しています。
1982年から1993年までのこのコンピレーションには、SPQR、Croix Sainte、Linha Geral、Balladium、Ban、Santa Maria、Gasolina Em Teu Ventre!、Fe de Sabio、Telectuなど、幅広いアーティストの作品が収録されています。ポルトガルのエクスペリメンタル・ミュージックの幅の広さと奥深さを紹介する為に、各トラックを入念にキュレートしている”Atlantic Mavericks”は、音楽ファンにとっても、冒険好きなリスナーにとっても、必携の1枚になること請け合いです。
”Atlantic Mavericks: a Decade of Experimental Music in Portugal 1982-1993”は、2枚組LP盤として6月10日に発売され、リスナーは1980年代のポルトガルの音風景に浸る事が出来ます。レコードで聴こうがデジタルで聴こうが、この記念碑的なコンピレーションは、出会った人全てに忘れがたい印象を残す事は間違いありません。