Kolorit/Untitled (12")

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商品コード 11630
販売価格(税込) 3,160 円
通常価格: 3,160 円
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アーティスト Kolorit
タイトル 1 A A1 (7:51)
2 B B1 (9:57)
レーベル Blundar Records
試聴リンク Youtube-PlayList 1〜2

デュオKoloritは、恐らく各々のソロ活動、つまりJens KuhnはLowtec名義、Gunnar WendelはKassem Mosse名義が最もよく知られています。この2人がデュオを組む事は驚く事ではありません。何故ならばWendelはKuhnのレーベルWorkshopから長年に渡り数多くのリリースを行ってきたからです。

Koloritプロジェクトが具体化したのは2017年の事で、ブリストルでのある夜、二人はライブのブッキングを受けていた。その時の気まぐれで、この2人をステージで組み合わせると何が起こるか試してみた事が始まりです。こののんびりとした遊び心のある姿勢は、翌年にWorkshopが発表したデビュー・アルバムで実を結びました。2人はライブの即興演奏を通じて実験的な衝動とダンスフロアの可能性を結びつけ、鮮明なドラムマシンと揺れ動くメロディーのヴィジョンを作り上げ、ハウスとテクノが分類不能な突然変異を生み出しのです。

Lowtecはblundarレーベルにとって馴染み深い存在(2015年の無題アルバムがレーベル初のアルバムとなり、2020年には12インチとカセットが続いた) なので、このデュオがこのEPで自分達の作品を更に探求する旅を続ける事は相応しいと思います。収録した2曲はいずれも適切なクラブ・ツールで、前作よりもコンパクトで焦点の絞られたリリースとなっています。それでも即興的な風味は存在し、A面ではダンサーが関節をほぐすように部屋を探索するジャジーなキーボード・ジャムが推進されています。B面は、陶酔と動揺の両方が同居したような方向性で、ブラジルのキュウカという不動のピリオドを突き刺し、歯切れの良いモトリック・ビートを維持しながら、シンセサイザー・フルートの華やかさを泡立っています。

Koloritがディープ・ハウスの色彩パレットで遊びながら、ヨーロッパのドライなユーモア・センスで物事を更に一歩進めている事は明白です。湿度を発散し、熱で脈打つ二つのジャムは、余計なフィルターは必要ありません。適切な機械が本来持っている性質を利用し、シンプルでありながら十分に肉付けされたオーラル・エクスペリエンスを生み出しています。
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