Lars Bartkuhn/Nomad (2xLP")

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商品コード 04148
販売価格(税込) 4,960 円
通常価格: 4,960 円
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アーティスト Lars Bartkuhn
タイトル 1 A1 Every Morning I Meditate
2 A2 Transcend (Anima Mea)
3 B1 African Skies
4 B2 First Kalimba
5 C1 Back To My Inner Self
6 C2 The Flame
7 C3 Moving Mountains
8 D1 Nomad (Album Version)
9 D2 Ghibliman
10 D3 Massai (Album Version)
レーベル Rush Hour
試聴リンク Youtube-PlayList 1〜10

BandCamp-1〜10

2016年当時、 Lars Bartkuhnは音楽の視野を広げるための探求をしていました。広大さと美しさを併せ持つ異質な環境は、その中に迷い込んだ者に、出口を見つける前にまず自分自身を見つける事を要求します。彼は変幻自在の場所としての砂漠という発想にインスパイアされ、サンプラーにサハラ以南のサンプルを詰め込み、”Nomad”と”Massai”という2枚の12インチ・シングルの制作に取りかかった。それらは後にUtopia Recordsからリリースされました。

エレクトロニックとアコースティックの即興演奏を中心に構築されたコンセプチュアルで瞑想的なアンビエント作である2023年のアルバム”Dystopia”の制作を終えた後、このドイツのミュージシャン兼プロデューサーは、その2枚の12インチ・シングルにインスピレーションを与えた核となるアイデアに立ち戻る事を決意しました。もう一度、彼は自分自身に挑戦し、影響を受けた音楽のよりエキゾチックな面を探求し、最終的にはより優れたミュージシャン、プロデューサー、作曲家になる為に、音楽の砂漠を通り抜けるコースを発見したかったのです。

その結果、”Dystopia”の中心である没入感のあるアンビエントと、キャリア初期のディープ・ハウスを特徴づけているクラブ・フォーカスのリズムという、彼の作品の2つの側面を融合させたアルバム”Nomad”が完成したのです。然る事乍ら、”Nomad”の制作にはラテン・ジャズ、フュージョンやECMレコードからリリースされた深みのあるジャズの輝きから、Jon Hassellの”fourth world”シリーズ、そして”Nomad”や”Massai”のシングルに最初にインスピレーションを与えたアフリカ音楽まで、様々な影響を受けたパレットを駆使しています。

より”アナログ”なサウンドを最初から求めていました。ハンド・パーカッション、カリンバ、ピアノ、ヴォイス、ベース・ギター、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギターに加え、”Dystopia”の一部であったモジュラー・シンセ・サウンドと共に、Bartkuhnは即興演奏と伝統的な作曲技法を組み合わせ、長期間にわたって楽曲を丹念に編集し、微調整し、作り直しを行いました。

更に、非の打ち所のないサウンドデザイン(ダンスフロアに特化したエクスカーションでさえも、ヘッドホンリスニングに最適化されている)が加わり、彼の作品群から伺える印象的な高い基準からしても、驚くような結果となったのです。

太陽の光を浴びたブラジリアン・ジャズorフュージョンにインスパイアされた”Transcend”(Bartkuhnのもう一人の音楽的ヒーロー、Pat Methenyに敬意を表している)、ソロを多用した”Nomad”の広大なテイク、アンビエントにインスパイアされた”Massai”の再レコーディングなど、これまでのシングルを根本的に作り直したバージョンは勿論の事、2021年のシングルに収録している”Every Morning I Meditate”の万華鏡のような輝きに加え、これまでに聴いた事のないハイライトも収録されています。

6/8拍子でラテン調の陽光が降り注ぐ”Back To My Innerself”は、シーケンサーに向かって即興で演奏するオーガニックなトラック、”Flame”(1970年代のECMレコーディングへのオマージュ)である、蛇行し、密にレイヤーされた音の世界、程よくテクノの影響を受けた第4世界の未来派”Ghibliman”、彼のヴォーカリゼーションが前面に出る”African Skies”は、オーガニックなディープ・ハウスが至福をもたらす、そしてスローモーションのアンビエント・ハウス”First Kalimba”。

”Nomad”は、Bartkuhnのユニークな音楽的個性と、暖かく色彩豊かな音世界(リズミカルなものもあれば、そうでないものもある)を作り上げる能力を、カテゴリー分けをうまく回避しながら難なく披露したアルバムです。このアルバムは恐らく、彼にとってこれまでで最も強く、最も個人的な音楽的表現である可能性があります。
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