tanz music records

ナイジェリア系イギリス人のアフロビート・アンバサダー、ミュージシャン、教育者であるデレ・ソシミは、1995年12月にイギリスに移住して以来、世界のアフロビート・シーンの中心にいる。10代でフェラのEgypt 80バンドで音楽キャリアをスタートさせ、80年代後半には幼なじみのフェラの息子フェミ・クティと組んでPositive Forceを立ち上げ、世界各地でツアー、レコーディング、パフォーマンスを行った。それから40年以上経った今も、彼は世界中でユニークな音楽ムーブメントのたゆまぬ大使であり続けている。複雑なファンク・グルーヴ、ナイジェリアの伝統音楽、アフリカン・パーカッション、そして根底に流れるジャズ・センスを融合させ、卓越したキーボード・スキルとリズミカルな歌唱で、同時代のアフロビートの権威として最も尊敬されている。

デレは様々なライブ構成の達人であり、それぞれが真にオーセンティックでパワフルなアフロビート・サウンドを提供し、精力的に活動している。最近の彼の魅惑的なパフォーマンスは、8〜15人編成のデレ・ソシミ・アフロビート・オーケストラ(DSAO)、6〜7人編成のデレ・ソシミ・アフロビート・エクスペリエンス(DSAE)、そして、デレ・ソシミ・アフロビート六重奏団、五重奏団、四重奏団によるもので、デレがピアノを弾き、スマン・ジョシがコントラバス、アフラ・サッキーがコンガ、パーカッション、クンレ・オロフィンジャナがドラムを担当するセミ・アコースティック編成で、DSAOのハートビートをフィーチャーしている。

”アフロビート・ミュージックの作曲、作詞、演奏、指導に対する愛情と情熱が、私の主な原動力です。”とデレは語り、”私の目標は、若い人たちに学ぶ機会を作ることで、世界中の音楽の豊かな遺産を築くことです。老若男女を問わず、音楽家の知識を広げ、視野を広げるようなアフロビートの音楽形態や音楽制作活動を体験してもらいたい”と付け加えました。

ホアキン・ジョー・クラウセルのリミックス”Turbulent Times”は、実は10年以上前に制作されたものです。しかし、彼の制作習慣をよく知る人であれば、これはそれほど驚くべきことではない。事実、ホアキンのプロダクションは、実際のリリースより5年先に制作されています。しかし、今最も興味深いのは、このリリースのタイミングです。最近、世界的なパンデミックをはじめとする極端な出来事が数年続き、さらなる混乱と混沌を引き起こしたが、この一連のリミックスはまさに時宜を得ました。オリジナルのアルバム・バージョンは時代を先取りしている。そして今、このような待望のリミックスがここにあります、、、