Session Victim/The Intangibles (12")
ドイツ人デュオ、Session VictimはこのEP”The Intangibles”でジャズ、ディスコとテクノの融合、ソウルフルなアップリフティング・ハウス、ダウンテンポなブラント・ビート等、ハイエナジーな3曲のオリジナルトラックを披露しています。オープニングのA1”Motivation”は、Ras Stimulantによるスポークンワードと、ループするRhodesスタブ、アップテンポなディスコグルーヴが特徴。そして、B1に収録した”Dromedary Twist”は、ペースはそのままに、ジャジーなオルガンのコードと重厚なシンコペーションのベースラインによって、ファンクの要素をしっかりと残しています。EPの最後を飾るB2”Green Run”は、BPMを落として、ゆったりとした、至福のジャズビートの領域へと向かいます。この度の”Delusions Of Grandeur”からのEPでもデュオの特質、オーガニックなライブ要素、ファットでフロアフルなビート、ディープで音楽的なアプローチを組み合わせたユニークなサウンドで全く衰えを感じさせない存在感を具現化しています。