tanz music records

ディープグルーヴに精通したGroovence Discsのボス、Francois LefevreによるMoonee名義でのEP。このPrimal Groove EPは、フィルターにかけられたベース、ヴィンテージなホーン・サンプル、ゆったりとしたギター・リックなど、モーター・シティのソウルに浸ったトラック”Apples”でスタートする。MPCのビートでシャッフルされた後、別世界のヴォーカルが流れ込んできてすべてが終わりを告げる。次に紹介する”Shishingo”は、巧みなボーカル操作、バウンシーなドラム、繊細なオルガンの華やかさ、スキップするベースライン、そして古き良き時代のピアノのワークアウトへと発展していくものです。A面を締めくくるのは”Dinner At Michelle's”、このEPの中で最もディスコなカットである。シャッフルするシェイカーとフィルターされたギターループ、そしてド迫力のキック、さらに4/4拍子で展開されるストリングスで構成されている。そしてB面は、シングルのタイトル曲”Primal Groove”があり、ストリングスのうねりとフィルターのかかったベースがノスタルジックなトリップへと導いてくれる。Mooneeはこの曲でディープハウスの筋肉を鍛えており、MPCのサンプリングでスナッピーなパーカッションを刻み、緊張感を高めながらメインのヘッズダウン・グルーブ・セクションが明らかになる...上品な仕事だ。最後にデザートの”Boka”は、ビーチサイドの夕暮れ時にぴったりの豪華なトラックです。ヒプノティックなヴァイブスで彩られたこのトラックは、あなたをより穏やかで平和な聖域へといざなうだろう。