Various Artists/Techno Kayo vol. 1 (2xLP")
DubbyとAntalがコンパイルした”Techno Kayo Volume One”は、1980年代の日本のプロト・テクノ、エレクトロ・ポップ、シンセポップに焦点を当てた、ダンスフロア向けのセレクションとなっています。45回転でプレス、帯付き、ライナーノーツ付きインサート付属します。ご注意 : このリリースはフィジカル・フォーマット(レコード&CD)のみのリリースで、ダウンロード配信は行いません。
1970年代後半、日本では、キャッチーなポップメロディーとシンセサイザーやドラムマシンによる未来的なサウンドが融合した、斬新でユニークな”テクノ歌謡”というジャンルが誕生しました。そのサウンドは、従来の歌謡曲のスタイルをルーツとしながらも、Kraftwerkのようなヨーロッパのエレクトロニック・ミュージックの影響を受け、同時に紛れもない日本らしさも兼ね備えていました。Yellow Magic Orchestraなどのアーティストがこのレトロ・フューチャーなサウンドを切り開き、懐かしさと時代を先取りした感覚を併せ持つ音楽を生み出しました。
東京の伝説的レコード店”Ondas”のオーナー、Dubbyは、日本の音楽を世界に紹介した先駆者の一人です。彼はアムステルダム拠点のレーベル”Rush Hour Records”の共同創設者Antalルとタッグを組み、コンピレーション・シリーズの第1弾をリリースします。
Artwork from Johann Kauth (Stenze Quo)