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絶賛されたアルバム”Still”から僅か1年後、Erika de Casierが4枚目のアルバム”Lifetime”をサプライズ・リリース。

”Lifetime”は、Erika自身が作曲、プロデュースを手掛けた音のムードボードのような作品で、de Casierの類まれなセンス、つまり過去の作品から着想を得て、音とビジュアルの要素を意図的にキュレーションし、それらを彼女独自の作品へと昇華させる才能を証明しています。又、思慮深く作曲されながらも、自然とクールな”Lifetime”は、Erikaのビジョンが単に彼女の作品を作る、という事だけでなく、リスナーにどのような感情を抱かせるか、にあるのを証明する心に響くアルバムです。

彼女は先月から、このレコードに関するパンくずを落とし始めている。Erikaは不思議なことに、Bandcampで名もないカセットテープの限定セットを販売したのです。何が収録されているのか全く分からないにもかかわらず、テープは30分足らずで直ぐに完売し、ファンは新曲のリリースを期待し始めます。そして、先週からカセットが届き始め、彼らの推測は正しかったことが証明されました。Derrick Geeは自身のチャンネルでそのカセットをライブ配信し、ネット上のファン達はピースを繋ぎ合わせながら大騒ぎし始めました。これほど多くの人が、まだ内容も知らないうちにこの音楽に飛びついたという事実は、多くのことを物語っています。Erikaは憧れられるだけでなく、信頼もされているのです。”Lifetime”は、その信頼に最もErikaらしい、さりげなく、そしてスタイリッシュに、彼女らしい方法で応えているのです。

”Lifetime”は、ピッチフォーク、ステレオガム、NPR、ヴォーグ、ヴォルチャーなどによって年間ベスト・アルバムに選ばれた昨年のアルバム”Still”に続くもので、Blood Orange、They Hate Change、Shygirlらが参加しています。このアルバムを引っ提げて彼女はワールドツアーを行い、コーチェラ・フェスティバルの両週末を含む全米ツアーにも参加しています。又、このアルバムの直後に、夏のベスト・ソングの一つとも言える”Bikini”をリリース。この曲は、彼女と頻繁にコラボレーションしているNick Leonとの楽曲でResident Advisor、The FADERによって年間No.1ソングに選ばれています。