Rrose & Polygonia/Dermatology (LP")
Eauxは、レーベル・ボスであるRroseとPolygoniaによる新しいコラボレーション・ミニ・アルバムを自信を持って発表します。Jon-Paul Villegasのアートワークが施されたフルプリント・スリーブに収められた6曲、40分以上の楽曲を収録したこのレコードは、ダンスフロアに焦点を絞ると同時に、サイコアクティヴなドローン、複雑なポリリズム、持続的な転調など、両者のサウンド・アプローチに共通する要素を取り入れています。自然の造形に似た、触感を呼び起こすような音の造形に共通の興味を抱いている事が大きな特徴で、この場合ミクロとマクロのレベルで同時に経験する皮膚のような表面と循環系というテーマに結び付いています。いくつかの曲は、125から130bpmの間のフレキシブルなテンポ・レンジで推移していますが、”Stretcher”は142bpmに達し、エンディングの”Vena Cava”ではキック・ドラムがスペクトル処理されたパーカッションと無限に発散する高周波パルスに置き換えられています。リリースの経緯は2022年、Polygoniaのセットに彼女の曲が他のどのアーティストよりも頻繁に登場する事に気づいたRroseが、Polygoniaに連絡を取った事が始りです。Rroseが初対面の人物とコラボレーションを提案した事はこれまで一度もなかったのですが、彼らの音に対するアプローチには明らかな繋がりがあり、コラボレーションが必要だと感じたのです。後で分かった事ですが、Polygoniaがテクノに興味を持つようになったのは、2018年にRroseのフェスでのパフォーマンスを聴いてからで、全てが理にかなっていました。 そして、スケッチや未完成のアイデアを互いに共有し、完成に至るまで何度もやりとりするようになりました。不思議なもので、コラボレーションの発表がないまま、2人のアーティストはその後、何度か一緒にステージに立つよう依頼されています。 縁を感じていた人は他にもいたようです、、、