tanz music records

”Illegal Rave Tapesは、Dance Data Recordsの提供によるAcrelid初のワックス・トリートメントです。元々は、134曲で構成されており、レーベル責任者のDreamsが厳選したこのアルバムは、1999年から2012年にかけてのJohn Lee Richardsonのアーカイヴのスナップショットです。成熟の年齢、12歳の頃から彼は90年代のUKレイヴ・シーンからインスピレーションを得ていた。その火花が、生涯のオブセッションの始まりだった。 彼は、その時期に自分を取り囲んでいたものを感じ、見たものの本質を捉えようとした。それが、プレイステーション1からカセットやCDにループを録音する事であったにせよ、人が貸してくれる機材を借りる事にせよ、彼が使った全ての機材よりも重要なのは、それらを使って彼が捉えた音です。”シニスター・ビート”、全てに共通しているリズムのドライブ感は、ジャングルからアシッド、BBCラジオフォニック・ワークショップの放送まで、様々な影響を受けています。曲から明らかなように、この人は何千時間もの時間をかけて自分のサウンドに磨きをかけ、楽しみのためだけに機材のあらゆる機能を絞り出してきた人なのです。このコレクションを待った甲斐がありました、90年代からJohnはほとんど音楽を発表してこなかった、世界と共有するタイミングをずっと待っていたのです。” - Words by Jesse Sappel

Acrelidがデザインした16ページのカラー・マガジン付き、当時の反レイヴ・ニュースのプロパガンダと90年代のUKカルチャーを、信じられないほど思慮深い伝承へと変貌させ、”Illegal Rave Tapes”の背景にあるアーティストの世界をこれまで見たことのない形で紹介しています。